朗読会 at 全適堂

rodokukai.JPG

古本カフェ 全適堂さんにての朗読会に参加してきました。

朗読会・・・。初めての参加です。

活字というのものが好きな種族の私なのですが、それほど体系立てて読書をしているわけではなく、殆ど気まぐれでその時の気分で読みたい本をむさぼっている・・・、ようなものです。
こんな私が朗読会なんて知的な会に・・・。

と思っていたのですが、全適堂のご主人のご厚意に甘え、初参加!!して参りました。

5分ほどの読み物で、テーマは「聴く」。

テーマが「動詞」ということもあり、「聞く」ではなく、「聴く」ということもあり、かなり悩みました。

選んだ物は、「小川未明」さんの「森の暗き夜」からの一節。

これは、ちくま文庫 東雅夫氏による編集の「文豪怪談傑作集 幽霊船」に納められています。

内容は、わりと毒々しいストーリーなのですが、未明さんの美しい日本語のフレーズと、「女」の感情の変化を、四季の移り変わりによる抑揚の表現に例えられているような感じで、まとめらているので、それほど違和感なく読み進められます。(と感じるのは、私だけでしょうか?)

朗読したのは、その中でも、「春」を感じさせる一節。様々なものが芽生える。「女」の感情も息吹く。
今まで感じなかったものに、目が、耳が、心が 関心を持つようになる。見えなかった風の色。聞こえなかった泉の音・・・。

という所に、今回のテーマ「聴く」をあわせたつもりなのですが・・・。


参加者は4人。

他には、

黒川美富子氏 著 「遠い声、近い声」から

五味康祐氏 著 「いい音 いい音楽」から

土門拳氏 著 「風貌」から

音楽や、目で聴くこと、写真を撮るために聴くこと・・・。といった朗読がありました。


この年になり、誰かに本を読んでもらう・・・、なんて贅沢なことは、なかなか無いです。

朗読を聴く時間が、本当にどきどきわくわくの素敵な時間でした。そして、そのテーマの考え方を聞き、捉まえ方を考え、意見を交換する・・・。

寒さ厳しい夕暮れでしたが、ココロは「ホット」になりました。

全適堂のご主人、参加者の方々、ありがとうございました。

詳しい内容は全適堂さんのブログへ

http://zentekidocafe.on.omisenomikata.jp/diary/394739
2012/12/11(Tue) 09:32:29 | 読書・本

Search

New Entries

Categories

Archives(510)

Link